フジテレビジョン・扶桑社発行の「ESSE」の特集(P.80〜89)に当社が全面協力しました。




2ヶ月くらい前のある日。ESSEのライターさん
お掃除の記事を作りたいのですが…と、お問い合わせをくださいました。

健康で快適な暮らしの基盤を支えるお掃除
簡単そうだけど、でも、実はとっても奥が深い
経験も大事だけど、経験だけでも語れない、クールでスマートな知性も要求される世界

当社はお掃除の大切さと、
ちょっとの知識で大きな差が出るテクニックを
皆さんに知ってもらいたいと常日頃思っていました
だから、1も2も無く、記事作成に協力することにしました

も、あちらは本作りのプロでこちらはお掃除のプロ
同じプロでも、互いの専門分野は違います

読者の皆さんに何をどのように伝えよう?
どんな道具を使って? どこの部分の掃除のテクニックを?
何ページで? 写真はどのくらい? 図やイラストは?

内容について綿密な打ち合わせを何回も何回も行いました


誌面を構成する写真の撮影はスタジオ等ではなく、実際にお掃除をするお客様のご自宅に行っておこなっています
皆さんがごらんになるのは本に印刷された何十枚かですが、実際に撮影した枚数は何百枚にもなります

しかも、お掃除作業を単純にとるのではなく
読者の皆さんに分かりやすい写真がとれるよう
お掃除作業を中断し、ライティングや手や道具の見え方などを
カメラマンさん細かに細かに調整して撮ります

カメラマンさんは、光と影の微妙なコントラストにとても神経を使います
私たちにはよく分からないようなわずかな光の当たりが、写真になったらどうなるかシッカリ計算して撮っているようでした

でも、写真をとっているからといって
お掃除自体も普通にやって、ピカピカに綺麗にしなくてはなりません
その分時間がとってもかかり、ちょっと大変でした(^^;)


撮影が終わったら、私たちはちょっと息抜き。でも、ライターさんの本領発揮はこれからです。

今までの長い長い話し合いの内容と、私たちの技術説明、先ほどの写真とを併せて数日かけて文章を書き起こします。それを私たちも見て、技術的な内容をチェックします

 出来上がった文章は、写真とイラストレーターさんが描いてくれたイラストとあわせてレイアウターさんが、本誌に載っているようなデザインにレイアウトします。

 いまはレイアウトもコンピュータでやるんだそうで、レイアウトができあがったらカラーレーザープリンタで試し印刷。ほとんど皆さんが見ているページと同じものが出来上がります。ライターさんや私たちはこれを見て,おかしなところがないか最終チェック

(ほんとうは、この後に印刷所での試し印刷やチェックもあるそうですが 内容チェックというより印刷の色あいなどのチェックなので私たちはノータッチ)


こうして、書店にならぶ本ができあがったと言うわけです。

雑誌の特集製作に参加するのは初めての体験で、私たちもナカナカたいへんでしたけど、
ライターさんや、カメラマンさんのお仕事に触れて大変新鮮な気持ちがしました

この記事が、読者の皆様のお役に立てれば本当にうれしいと思います。


(文責ジョイテックN)